40歳元バンドマンの人生やり直し

アラフォーの元バンドマンが人生をやり直すための備忘録。転職や副業の話、さらにはバンドマン時代の戦略や実情をつづっていきます。

元バンドマンがどんな仕事をしてきたか

僕のバンドマンとしての経歴と、その間にどんな職業についていたかをお話しします。

 
僕は去年まで、いわゆるインディーズバンドを10年ほどやっていました。
CDはタワレコamazonで買えますし、iTunesでも買えます。
ライブも毎月複数本やってましたし、地方へツアーもしたことがあります。
某有名雑誌にインタビューも載りました。
 
フェスにも出演しました。
ただ、サマソニとかではないです。
おそらく、インディーズ好きじゃないと知らないくらいの知名度のフェス。
でも、毎年1万人以上の動員がある、その道では有名なフェスです。
 
そんな僕ですか、当然バンド以外に働かなければ食っていけません。
CDやグッズ、チケットの売り上げよりも、バンドを継続させるための諸経費のほうが高くつきます。
 
もっと言ったら、メジャーデビューしてるバンドでも、アルバイトをしてる場合がある(というか、売れるまではアルバイトしてる人も多いと思います)時代です。
インディーズで、僕以上に有名で人気のあるバンドでも、何かしら働いていると思って間違いないです。
 
 
まず、僕は大卒です。
地方の理系の国立大学を卒業後、東京で正社員でプログラマーになります。
かっこよく言うとSEです。
 
SEの時代も、趣味レベルでバンドをやってまきたが、とても本格的にバンドが出来る状態ではありませんでした。
毎日終電まで働いてましたし、土曜もほぼ出勤。
金曜の夜、帰る間際に「明日出勤ね」となる事も多かったですし、ひどい時は土曜の朝に電話かかってきて「今から出勤」と言われたりもしました。
かろうじて日曜はなんとか休めてましたが、これではバンドどころか、何のために生きてるかもわかりません。
ちょうど、バンドを本格的に始めたい欲求も高まってきていたので、四年で退職しました。
 
次はHTMLコーダーという仕事につきました。
これはアルバイト契約です。
1年ほど働きましたが、給料が安すぎて食っていけないのでやめました。
 
その後、日雇い派遣という名の、超底辺のフリーターで1年。
HTMLコーダーよりは時給は良かったですが、このままじゃヤバイと思い、再就職活動。
 
そして、長期派遣の仕事を見つけ、某大手優良企業で、パソコン系の事務的なものに就職。
多少専門知識を活かす仕事ですが、基本は雑用。
資料作りや関連会社とのやりとりがメインです。
 
アルバイトよりも遥かに時給は高く、残業もあまりありません。
残業は時期によりましたが、休日出勤が無いのと、有休がかなり自由に使えたのが、でかかったです。
残業も、基本は何とか調整して、仕事終わってからライブをしに行く生活も可能でした。
月に手取りで20万前後もらえたので、生活も安定しましたしね。
 
この仕事で生活の基盤ができて、1年後くらいに、初めてのCD全国発売を経験します。
 
そして仕事はそのまま、今に至ります。