40歳元バンドマンの人生やり直し

アラフォーの元バンドマンが人生をやり直すための備忘録。転職や副業の話、さらにはバンドマン時代の戦略や実情をつづっていきます。

貧乏人の節約メンタル 節約した金額はバイト代だと思え

僕のような社会のクズは、金の使い方をコントロールできません。

給料日には「自分へのご褒美」と言い訳をして、寿司とか食っちゃってました。
 
確かに回転ずしで、高いネタを避けて、気をつけて食べれば2,000円くらいでも満足する贅沢はできます。
月に一度くらいの、それくらいの出資は問題にならないかもしれません。
しかし、金の使い方がコントロールできない人は、万事が万事、そういったマインドで金を使ってしまいます。
そのため、給料日前に家計がピンチに陥る事になります。
 
そんな時に沸き起こるのが、働きたいというマインド。
つまり、週5で働いているのにプラス、土日などに何かしら日雇いのバイトをし、とりあえず数千円でも金を手にしたいという思いが強まります。
本当に食べるものもなく、カツカツな時は、数千円どころか千円、500円でも欲しいですよね。
 
普段はなるべく働きたくない、楽をしたいと思っているのに不思議ですよねw
多くの人が月給制の仕事をしていますが、月給というのは、実際に働いたタイミングから一カ月以上後に手にするものなので、実感が少ないという事もあります。
それに、月給からは家賃や光水熱費など、決まった額を出さなければなりません。
なので、金に困っているときほど、月給とは別のプラスアルファの、今すぐ手に入るお金が欲しくなるのです。
 
でも、日雇いのバイトでも、その日にすぐにお金をもらえるわけではなく、次の週の決まった曜日に、まとめて支払いみたいなバイトも多いです。
それに、やはり週5プラスアルファでアルバイトをするのは疲れますよ。
それに半日なり1日なり拘束され、移動時間もあります。
さらに日雇いのバイトも、一度面接や登録会に行く必要があります。
毎月数日ずつ働きたいならいいですが、今月だけ、1日だけ金が欲しいんだという時には非効率です。
要するに、なんだかんだ時給が発生してない時間もあるんですよね。
 
 
まあ、プラスアルファしたい金額によっては副業バイトをした方がいいでしょう。
でも、1日拘束されるなら、本当はその時間は自分磨きに使ってもらいたいです。
 
例えば資格の勉強やビジネスの勉強。
特にバンドなり、何かしら夢を持ってる人ならば、そのための時間に使って欲しいです。
半日あればいろんな事ができますよ。
 
なので、副業バイトをする前にもう一度見直してもらいたい事があります。
 
それは節約です。
 
この記事を読んでいる人は、節約が苦手かもしれません。
金はないけど、金の使い方に細かい事は考えたくないという人。
金がなくなったら、バイトすればいいと思ってる人。
 
そんな人にオススメなのが、節約した金はバイト代だと思えというマインドです。
 
小学生の算数ですが、一万円多く稼ぐのと、一万円節約するのは、どちらも最終的な金額は同じになります。
でも、一万円多く稼ぐほうが、なんだか得した気分ですよね。
それは一万円分贅沢な金使いができるからだと思います。
でも、その贅沢は本当に必要ですか?
 
20万円の月給で、普段は全額使ってしまう人が一カ月お金を使わないで過ごしたら、月給40万円の給料日をもらってる事になります。
これはすごい事ですが、一カ月お金を使わないのは不可能ですよね。
 
でも、例えば、、、
家賃6万円のアパートに住んでる人が、実家暮らしになって家賃を払わなくなったとします。
すると、6万円×12カ月で、年収が72万円増えた事になります。
年収を72万円アップさせるって難しい事ですが、これは現実味がありますよね。
 
あなたが何か節約したとします。
その金額をメモして、それはスキマ時間にしたバイト代なんだと思いましょう。
 
下北沢から新宿に行く用事があるとします。
電車代はだいたい150円ですが、歩けば1時間です。
もしも歩く事を選択したら、時給150円のバイトをした事になります。
しかも消えるはずの150円が手元に残るわけだから、150円の給料はその瞬間にもらったのと同じ事になります。
 
時給150円って安すぎですが、そもそも健康のために散歩が必要だったとしたら?
それならば、散歩をしながらバイトしたという事で、苦になりませんよね。
元々散歩が必要だった上に、150円も手にしたのです。
しかも、バイトで神経を使う事もなく、面倒な面接も登録会もいりません。
まさにスキマ時間にしたバイトなので、150円はまあまあいい値段かもしれません。
150円稼いだと、スマホにメモしましょう。
 
ここで気をつけたいのが、なるべく時給換算でも振り返る事。
下北沢から電車に乗る予定だった場合は150円の得ですが、例えば小田原など遠くから新宿に行く予定の場合。
新宿駅でなく、手前の下北沢で降りて歩いても、50円ほどしか安くなりません。
節約バイトの時給が、三分の一になってしまい、少し旨味が減ります。
何をしたら、いくらの価値になるのか。
それを意識したいですね。
 
他の例でいくと、、、
ある食事でコンビニの弁当とペットボトルのお茶とサラダを買って、合計800円だったとします。
 
これを自炊にして、飲み物も自家製麦茶や水道水にして400円くらいに節約したとします。
上手にやりくりすれば、400円くらいでも、それなりに豪華になります。
これで400円の節約です。
 
できれば食材を適当に入れて、温めるだけの一人鍋とかいいですね。
自炊は時間もかかりますが、簡単なものであれば時間はくいません。
僕はモヤシと豚肉を耐熱容器に入れ、電子レンジで7分ほど温めるものをよく作ります。
7分間はパソコンやったり、他の事に使えますから、実質は1分くらいの手間。
まあ、色々やって、15分くらいの手間で自炊したとします。
その場合は15分で400円のバイト、つまり時給1600円です。
 
もしも毎食400円節約できるなら、3食×30日×400円で、一カ月36,000円のバイト代を手に入れる事になります。
まあ、毎回400円節約するのは難しいですが、一カ月1万円や2万円くらいなら十分節約できると思いませんか?
手間は15分×3食×30日で、22時間30分。
2万節約だとしても時給889円のバイト。
月に二回、日給1万円のバイトをするよりも、食費を2万円節約したほうが楽だと思いませんか?
 
上の例だと、800円の予算のプロジェクトを、400円の経費で実現し、差額400円の儲けを出したとも言えます。
食費の場合は、例えば今の食費が一食いくらくらいという予算を出して、実際にかかった費用との差額をバイト代としてメモすればよいです。
コンビニ飯や外食が多かった人は、かなりの差額が稼げるのではないでしょうか?
 
例えば、コンビニで500mlで120円のお茶を買うより、少し離れてるスーパーで、2リットル120円のお茶を買うとかも節約です。
本来なら500ml4本買うところだったので、差額3本×120円=360円のバイト代となります。
とにかく、食費系は節約しやすいです。
 
そういった節約をコツコツとスマホにメモしてください。
すると、一カ月で3万円くらい節約は簡単な事だと思います。
 
一カ月3万円もらえる副業って、まあまあ大変ですよ。
 
節約がバイト代と思えば、なんだか節約が楽しくなってきませんか?
やはり金額をメモに取るのが大事です。
月3万、4万のバイト代を、無理なくかせいでいきましょう。
 
メモをとるだけでは物足りないという人。
その人は毎日のタンス貯金をオススメします。
その日節約して稼いだ額を、1日の最後に貯金箱なりに入れます。
そうすると節約したお金が目に見えて溜まっていくのでモチベーションが上がりますよ。
そのお金はもしもの時に隠し財産として使いましょう。